谷口雅春編著
人生を支配する先祖供養 |
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先祖の供養は何故必要なのか? どのように供養すれば良いのか? それらの答を具体例を挙げて判りやすく示した、先祖供養の意義と実際のすべて。一家に一冊、家庭必備の一大宝典。
【目次より】
第一部 原理篇 第一章 祖先の仏性を開顕するために 5 祖母と孫娘との間の断絶 6 祖父母として又、父として母として 7 仏性・内在のキリスト・人の内にある聖霊 8 生きて歩む宗教 9 時代の相違で子供が脱線したように見える場合 9 霊祭の儀礼には必ずしも一定の形式はない 10 大往生と断末魔の苦痛について 11 満中陰と五十日祭について 12 冥界の照魔鏡について 14 三途の川を渡って我らは何処へ行くか 14 幽界と現実界との境 15 思いやりある死者の霊の力 16 祖先霊を祀ること 17 霊界への移行と死後の霊魂の状態 18 病念を持ち越して霊界で苦しむ霊を救うために 19 わが生命は祖先の生命の連続である 19 仏壇、神棚の意義 20 位牌と鎮魂の仕方 21 位牌には何名の名を書いてもよい 22 新たに祖先霊を祭祀する場合 23 生長の家は葬祭の儀式に何故神社的式典を採用するか 24 先祖供養の意義 25 献饌の意義 27 幽斎と顕斎について 28 個別霊の供養の期間について 29 無縁仏を祀ることについて 30 宗旨を変える事によって起る障害 31 聖経『甘露の法雨』の由来について 32 先祖に対して聖経を読誦する時の心得 34 葬祭等に焼香する意義 第二章 祖霊の祭祀及び供養に関する諸問題 36 弥陀一仏の礼拝について 37 ただ念仏さえすれば諸天善神ことごとく護り給う 40 親鸞聖人の悟りの心境は 40 祖先供養は是非必要である 41 位牌は何のために造るか 42 「真理」の中に祖先の霊を摂取して 43 日蓮宗の人が生長の家に入信すれば 43 万教帰一の立場からの祭祀について 44 本尊や仏像や位牌はただの物質ではない 44 仏壇や位牌を破棄した実例 45 神の本質を拝む事と宮を建てることの意義 47 墓相について 48 形の方から工夫して運勢をよくしようというのは 49 自分の運命は"心の所現"である 50 墓地に住む亡霊は 51 古神道の一霊四魂の説 52 墓地又は墓碑を移転したい場合 53 宗旨の異る霊魂を一緒に祭祀してもよいか 54 子孫が祖先の宗教と異る宗教に改宗するとき 56 長男以外の者でも先祖をお祀りすべきである 57 供養の心と供養の実践 57 自宅の霊前でする聖経読誦 58 早朝の最寄会で祈りや聖経読誦する場合 59 本部、教化部、道場の早朝行事の意義 59 ある種の霊魂を祭祀するのと本当の神を祭祀するのとは異る 61 自己の内に生きる本当の神 62 高津神その他、動物霊魂の祭祀 64 火葬・埋葬と"生まれ変り"の関係 65 自然流産と人工流産の相異 66 死の刹那に念送された想念はある期間個性的に存続する 68 「一人出家すれば九族天に生まる」 70 祖先供養及び霊魂祭祀の祭式及び儀礼 71 新たに霊を祭祀し先祖供養する場合の順序方法 74 毎日の祖先礼拝の注意 75 誌友会等にて先祖供養する場合 75 聖経供養の詞 77 古い墓石の処理について 78 数歌の意義及び由来について 第三章 霊と霊魂について 81 『甘露の法雨』講義"霊"の項 93 実相と輪廻転生 99 祖霊が子孫に与える影響 104 幽明の境を超える念の感応 110 祖先の宗教と和解する 112 受胎・出生・運命・寿命・死後について 112 人間は肉体が死んでも必ず次の"体"を有つ 113 個性生命は肉体死後も滅しない 114 人間は大海の一波一波ではない 115 肉体という地上生活のための宇宙服 116 "死"と見えるのは上級学校への進学の準備である 117 地上の寿命は予定されているけれども 118 短命の者は必ずしも不良霊魂ではない 119 死産又は出産と同時に死ぬ嬰児の霊魂について 120 神の第一創造の完全世界を隠覆するもの 121 卵細胞の分裂増殖だけでは人間にならない 122 普通の発達の程度の霊魂が受胎する場合 124 人工受精によって生まれた子供 124 人工受精によって受胎する場合の霊的機構 126 迷霊の存在についての考察 126 肉体は心の状態のあらわれである 127 霊魂の状態は現実界に影響を与える 127 ヴィールスの背後にあるもの 128 何故祖先を祀らない人でも小児麻痺にかからぬか 129 祀られない霊魂は悉く苦しんでいるか 第二部 実際篇
【著者紹介】
谷口雅春(たにぐち・まさはる)
「生長の家」創始者。明治26年11月22日、神戸市に生まれる。 大正3年早稲田大学英文科中退、求道生活に入る。やがて「人間・神の子」善一元の世界、 万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌『生長の家』 を昭和5年3月創刊。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人 「生長の家」へと発展。昭和5年以降一貫して「生長の家」の教えを全世界に宣布する。 昭和60年6月17日、満91歳にて昇天。 |
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▽四六判・並製
222頁 ISBN4-531-05241-2 初版発行 1974年 新版発行 2004年9月 日本教文社刊 |