●価値観が多様化した現代だからこそ、時代を超えた神啓の輝きを!
旧版の一部に使用されていた旧漢字を常用漢字に改め、大きな活字で本文を新たに組み直し、より読みやすく親しみやすい単行本に蘇って新登場。
本書の前半は、著者の心の中に閃いてきた神啓とも呼ぶべき箴言で埋められ、生長の家の基本的な教えが網羅されています。後半は、道場での講話録に著者が加筆したもの。
「私の他の著書に見るような体験談の集まりではなく、人生如何に生くべきかの指導原理と言うべきもの」(はしがき)に貫かれており、その深い智慧の言葉の数々は、力強くわたしたちの心に響いてきます。万人を勇気づけずにはおかない珠玉の一冊です。
【目次より】
●前篇 真理の言葉
陽気を孕む
清寂の生活
行雲流水の心
煩悩そのままに悟りなり
哲学ある宗教
春の息吹を聴く
時節ということ
真の自由
愛慾を超えた愛
人生の窮極目的に就いて
「悪」に抗することなかれ
真理を知るには
龍樹の仏教と生長の家
陰陽の調和ということ
愛は常に勝者なり
人格主義の根本信念
蜜蜂と子供の教育
自性円満の自覚
魂を教錬する課程
誘惑と信仰生活
幸福の秘訣ここに在り
常住今此処が神の国
運命を支配するには
芸術・自然・唯一の心
奇蹟を生ずる原動力
神の愛の流入を祈れ
嫉妬なき愛
「性」の尊厳と秩序に就いて
罪を自覚する聖者
愛は癒す
凡ての災害は想念が原因
身意口の一体
天国の行的把握
信仰と人生
宗教家の現代的使命
自由と解放
蝉と白鳩と人生
高級霊と予言に就いて
宗教とは何か
幸福を招く秘密
信じて其の儘たらしめよ
活花の美と女性の資質
神の供給の意識のうちに生きること
美の本質に就いて
人間解放の宗教
同悲・同喜の心
真の幸福は体験から学ぶことにある
事物の奥にある理念
●後篇 叡智の断片
叡智の断片
神の祝福について
道場雑話
智慧の言葉
入龍宮不可思議境界録
存在するもの、その時間・空間的展開
沢庵と良寛と生長の家
啓示と思索
神我一体
道場聴き書き
婦人のための説話
天地陰陽の道
【著者紹介】
谷口雅春(たにぐち・まさはる)
「生長の家」創始者。明治26年11月22日、神戸市に生まれる。
大正3年早稲田大学英文科中退、求道生活に入る。やがて「人間・神の子」善一元の世界、 万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌『生長の家』 を昭和5年3月創刊。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人 「生長の家」へと発展。昭和5年以降一貫して「生長の家」の教えを全世界に宣布する。 昭和60年6月17日、満91歳にて昇天。 |