内田久子著
親の心と子どもの体 生命医療の不思議 |
|
心と体の相関的な医療を目指す“生命医療”で、多くの患者を癒してきたベテラン女医が、親の心の持ち方が子どもの健康にどのような影響を及ぼすのかをテーマに、生命医療から見た子どもの病気について語る。 幼児期の子どもにとって、特に母親の心がもたらす影響は計り知れず、子どもの心身の成長を大きく左右するという。さらに、毎日の食事が健康な体をつくる上で大変重要であること、日本人には日本の気候風土の中から生まれた食物が最も合うことなど、さまざまな実例を交えて解説する。
【目次より】 第一章 体の不思議 赤ちゃんがほしい 母乳の不思議 アレルギーについて…他 第二章 最近子供の体に変調が…… 脳のCTにまで変化が ディスコと聴神経…他 第三章 心と体のリフレッシュQ&A 第四章 「私の診療ノート」より 神話が教えている――三歳児の「心臓病」 「肺炎」とスリラー小説 茶髪の高校生に声をかけられて…他 第五章 「親の姿」・「子の姿」 家の中の光化学スモッグ 阪神大震災に遭遇して…他 【著者紹介】
内田 久子(うちだ・ひさこ) 大阪府生まれ。昭和25年、大阪女子高等医学専門学校(現、関西医大)卒。大阪大学付属病院、池田市立病院、国立療養所、私立病院内科部長を経て、現在講演・執筆活動に従事。 |
|
▽四六判・並製 232頁 ISBN4-531-06331-7 初版発行 1999年6月 日本教文社刊
|