谷口雅春著
新版 幸福生活論 | |
●「幸福の法則」を知れば、誰でも幸せになれる! 本書の初版は、終戦後、生長の家創始者である著者が、今後日本の歩むべき道について月刊誌に発表した数多くの論文のうち、人間の幸福に直接つながる人生研究に関する文章をまとめて昭和23年に刊行されたものです。第一篇「幸福生活論」では、「神」をわがものとすることによって人生万般にわたる幸福を実現する生き方を述べ、第二篇「人生研究ノート」では、不眠、躁鬱病、肉食、貧困、愛、恐怖心、芸術、性欲、戦後民主主義など、現代にも通じる様々な問題を採り上げながら人生の指針を示しています。正漢字・歴史的仮名遣いであった旧版を、常用漢字・現代仮名遣いに改め、装いも新たに刊行します。 《多くの人達は、幸福をもとめながら、しかも不幸になっているのは何故でしょうか。幸福の法則を知らないからです。多くの人達は物質や、富や、領土や、凡そ形あるものを目蒐(めが)けてそれを掴もうと思って驀進して行くのでありますが、「形あるものは形なきものの影」でありますから、影のみを掴むと、掴んだと思った刹那、それは消えてしまうのであります。本当に幸福になるためには吾々は影の奥にある「実物」(実相)を把まなければなりません。》(「はしがき」より)
【目次より】
第一篇 幸福生活論 【著者紹介】
谷口雅春(たにぐち・まさはる) 「生長の家」創始者。明治26年11月22日、神戸市に生まれる。大正3年、早稲田大学英文学科を中退、求道生活に入る。やがて「人間・神の子」善一元の世界、万教帰一の啓示を受け、この真理を万人に伝えたいとの悲願の下に個人雑誌「生長の家」を昭和5年3月に創刊。以後、同誌の普及と共に、教化団体「生長の家」を経て、宗教法人「生長の家」へと発展。昭和5年以降一貫して「生長の家」の教えを全世界に宣布する。昭和60年6月17日、満91歳にて昇天。主著『生命の實相』は通算1900万部を超え、今なお多くの人々に読み継がれている。 |
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▽四六判・並製 376頁 ISBN978-4-531-05258-5 初版発行 2008年3月 日本教文社刊
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