ヴェルナー・クラーク著 小野千穂訳
なぜ私は、幸せではないのだろう?
人生を変える「幸せ型」思考システム

●人生の「心のゴミ」は、こうして片付けよう!

人生を変えられない人には「理由」がある。 「なぜか」スッキリ幸福になれない、あなたの人生 のパターンを一新するには?
ドイツで人気の認知療法セラピストがアドバイスする、 新しい人生への思考と行動のステップ。
あなたの「命のモーター」をフル回転させる時は今!

◎あなたの不適切な「思考システム」が、あなたの人生を制限している
◎あなたの現在とは、あなたが昨日考えたこと。あなたの未来とは、あなたが今日考えていること
◎人は怒りを強制されて怒るのではなく、いつも自ら怒りを生み出して怒る
◎フラストレーションは、将来に向かって成長するための種子である
◎限界のことばかり考えていると、それがあなたの限界になる
◎「時間がない」ということは絶対にない。他に重要だと自分で見なしたことをしているだけである
◎人生で最大のリスクは、リスクを全部取り除こうと思うことにある

【目次より】

日本語版への序文:ジョーゼフ・ヒックス (桜美林大学教授・国際交流センター長)

日本語版まえがき

第1章 日常の平凡さか、流れに逆らって「エネルギー源」を求める道か

1 イエスマン、フラストレーションだらけの人、プロ意識に欠けた人
2 人生での「成功」とは? そして「甘い誘惑」 「内面の空虚さ」とは?

第2章 あなたの夢はどこ?「想像」が「実現」をもたらすプロセス
1 あなたの「焦点」が人生を決定していく
2 私たちの脳はどのように機能しているか
3 視点を変える--本当に興味深いこととは何か?
4 あなた「個人」のチャレンジを見つける
5 ゴール  水平線の向こうに輝く灯台
6 「内面の独り言」

第3章 言葉は人間を表す

1 意味のない言葉の羅列に注意
2 奇妙な現実--赤バラは赤いのが当然か?
3 人やできごとにどんな「ラベル」を貼るか??頭の中にある引き出し

第4章 幸福の要因  あなたの「思考システム」

1 「悪いのはあいつだ」
2 「嘆きの谷」
3 決断と断固たる態度はなぜ必要か
4 幸福を構成するもの
5 フラストレーション--私たちはそれを望まない
6 予防のアプローチ子供が井戸に落ちる前に救おう(転ばぬ先の杖)
7 他者への心づかいが、あなた自身をも幸せにする
8 境界線を撤去し、平均的な「型」を破る
9 友情を温め、親密さを受け入れる

第5章 夢から具体的行動へと進むには

1 仕事の真の価値について
2 なぜ私たちは変わらないのか(変わりたくないのか)
3 快適ゾーンからの脱出
4 小さなステップを歩む技
5 失敗への讃歌

第6章 障害物、自己妨害、罠

1 「扇動者」と「ニセ預言者」
2 幸福の墓掘人--先延ばし病と完璧主義
3 比較について--幸福を見当違いの場所で探す人々
4 知識と行動を隔てるギャップを超える

第7章 今日は、あなたの残りの人生の第一日目

1 心を開くこと、人間関係を癒すこと
2 心のゴミを捨てて、エネルギーを解き放つ練習
    

訳者あとがき

【著者紹介】
ヴェルナー・クラーク(Werner Krag)=ドイツ・ミュンスター大学、米国フォート・ワース・テキサス大学、カリフォルニア大学の人間研究センターでゲシュタルト療法、認知療法、論理情動療法など各種心理療法を学ぶ。ミュンスター大学病院で心身症患者の心理療法インターンとして従事した後、ドイツ・オスナブリュック大学で心理学の博士号を取得。また同時期に、自然療法医の資格を取得。現在、心理療法カウンセラー、自然療法医として診療所を経営。個人、企業、グループを対象にカウンセリングも行う。


【著者のHP】
http://www.werner-krag.de/

訳者紹介
小野千穂(おの・ちほ)=熊本県立女子大学を卒業後、渡米。サウジアラビア、中国、カナダを経て、現在ドイツ在住。ライター、英語、中国語、ドイツ語通訳、翻訳家。著書に『素顔のアラブ』(三修社文庫)、『旅。中国みつけた!』(サンケイ出版)、『上海、劇的な…いま!』(朝日ソノラマ)、訳書に『気の人間学』(矢山利彦著、講談社インターナショナル、英訳)、『天国の住民が教えてくれること』(ポール・ミーク著、新紀元社、邦訳) 『ペットたちは死後も生きている』(ハロルド・シャープ 著、日本教文社、邦訳)がある。
http://www.onochiho.com/index.html

【原著タイトル】WARUM BIN ICH EIGENTLICH NICHT GLUCKLICH?: Wege zu einem richtig guten Leben

▽四六判並製
272頁

ISBN978-4-531-08161-5
初版発行 2007年7月

日本教文社刊

 

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