落雁 抹茶
干柿のくるみ揚げ
蕪の柚子漬け |
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生麩汁粉(約4人分) |
材料 |
粟麩8cm、小豆200グラム、砂糖適量、水適量、塩少々 |
作り方 |
1.小豆は3倍の重量の水に一晩ひたす。
2.そのまま火に掛け、沸騰したら水を捨てる。水を足しながら小豆が柔らかくなるまで煮る。砂糖と塩を加える。
3.8等分に切った粟麩を汁粉に入れる。 |
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干柿のくるみ揚げ |
材料 |
蕪2個、柚子1個、塩適量、みりん適量 |
作り方 |
1.蕪はうすいイチョウ切りにして塩もみする。
2.蕪の葉は茹でて細かく切り、塩をまぶす。
3.柚子は種をのぞいて果汁を絞る。(量が少ない時は酢を加える)みりんを加え味を調節する。
4.蕪と葉を絞って水気を切り、(3)と和える。柚子の皮をへぎり、せん切りにしたものを上置きする。 |
注意 |
佃煮といえば、大概、味が濃いですが、健康を考えて、淡い味にしましょう。 |
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落雁(抹茶、ピンク) |
材料 |
(抹茶)寒梅粉20グラム、抹茶小さじ1、白砂糖40グラム、みつ(白砂糖と水同量で煮溶かしたもの)中さじ1
(ピンク)寒梅粉25グラム、白砂糖50グラム、片くり粉5グラム、みつ(上記と同じ要領で作り、食紅を入れる)中さじ1 |
作り方 |
(抹茶)
1.砂糖をザルでこす。
2.寒梅粉の中に抹茶を入れ混ぜ合わせる。
3.砂糖の中にみつ中さじ1を入れ、手早く両手でこするように混ぜ合わせる。
4.(2)の寒梅粉を加え、まんべんなく混ぜておく。
5.落雁用の型にしっかり詰めて余分をそぎ落としてから、型を抜く。板の上で、斜めにたたくようにすると抜きやすい。
(ピンク)
1.ザルでこした砂糖の中にみつ中さじ1を入れ、手でよくこね、両手でこするように混ぜ合わせる。
2.ザルでこした砂糖の中にみつ中さじ1を入れ、手でよくこね、両手でこするように混ぜ合わせる。
3.落雁用の型にしっかり詰めて余分をそぎ落としてから、型を抜く。板の上で、斜めにたたくようにすると抜きやすい。 |
注意 |
材料は製菓材料店にあります。型がなければ、ビール瓶のふたやスプーン等を使ってもよいでしょう。 |
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川口宗清 講師から
お正月の重詰料理をおせち料理といいますが、本来は「御節供」といって、五節句(一月七日、三月三日、五月五日、七月七日、九月九日)にも用いられていたのです。 おせち料理は時代や各地方によって特色がありますが、昔は昆布巻、田作り、牛蒡、人参、蓮根、くわい、芋などを煮〆たものが主だったようです。今では、品数も増え豪華になってきました。今日のおせち料理は、江戸時代の武家の祝膳からきているようです。 日本料理は五味(甘い、辛い、苦い、酸っぱい、塩辛い、精進料理では淡味が加わる)、五色(黄色、赤、青、白、黒)、五法(生、煮る、焼く、蒸す、揚げる)という料理法で、それをいく通りも組合わせる方法なのです。
改めて、このハレ食であるおせち料理を見ますと、栄養的にも、色彩的にもとてもすばらしい料理です。日本文化の伝統料理をしみじみと味わいたいものです。 |